負け続きのアラサー女子が未知なる生物と結婚に至るまでのちょっとゲスい話【最終回】
その2を最後まで書いてみて、4000字超えとかアホかと思って半分に切りました。
これがラストです!
気になってくださった方は前の記事から読んでください☆
負け続きのアラサー女子が未知なる生物と結婚に至るまでのちょっとゲスい話【その1】 - ヨコハマ2人ぐらし。
負け続きのアラサー女子が未知なる生物と結婚に至るまでのちょっとゲスい話【その2】 - ヨコハマ2人ぐらし。
【スポンサード リンク】
過ちのはずが本気に変わるまで
半年間絶食状態だった隠れ肉食女子は結局誘惑には勝てなかったのですが…あくまで一夜の過ちのつもりでした爆
自分の中でブル(便宜上)はタイプじゃないけど結婚向きの人、夫は向かない人と思ってて。
(実際夫はずっと結婚願望がなくて今まで付き合った人達はゼクシィを持ち出された時に別れたと言っていたし笑)
ところがその夜のことで夫の中で何やら変化があったらしく、その日以来驚くほどの猛アプローチをしかけてこられまして。
私は「次付き合う人とは結婚を考えられる人と思って今も付き合ってるから、結婚できない人とは付き合えない」
と言ったのですが、ちゃんと結婚したいと言ってくれました。
自分と結婚したらこんなメリットがある、料理以外は何でもできると毎日プレゼンしてくれ、暇さえあれば会いに来てくれて店の大工仕事とかPCの仕事を手伝ってくれました。
それに比べてブルとは特に将来については進展もなく、そもそも暴力が恐かったのでお泊まりすることもなく、電話では職場の人と飲み行った話と仕事の愚痴ばかり…
そして嘘だろと思われるかもしれないですがほんとなのですが、
「お母さんがいまだに過保護で、付き合ってることもなんて伝えたら良いか迷っていて言えていないんだ」
と言われてドン引きでした。。
(ちなみにおぼっちゃまなので中学生になるまで母親が靴下履かせてくれてたそうです)
でもさすがにすぐには別れることは考えられず。
既にどんどんお互いの友人達とも接点が増えちゃってて、みんなに「ほんと良い人だねー」なんて言われちゃってたから、相談もできないまま引くに引けない状態になってしまっていたので。。
夫の度の過ぎる人見知りもネックではあったし。
あとやっぱり父のことがあって、『イケメンはいずれどこかに行ってしまうもの』みたいな気持ちも強く。
何度目かのお断りの時にそんな話をしたら、夫に「じゃあ俺は見た目で損をしてるんだね…」と言われてはっとしました。
見た目で判断してたのは、私の方だ。
今までブサイクは一途と言い聞かせてきたけど、何度も浮気されて泣いてたじゃないか…っ!
というかEDでDVがある人の方が良いってどうかしてるんじゃないか…?!
そんなグラグラし始めた時に、夫とのLINEでついに落ちる一言がありました。
画面メモを何年も保存しているキモい私をお許しください。
最初の消してるのはうちの店名です
今まで自営業を始めるということについて、すごいねと言って応援してくれた人はたくさんいたけど、どこか『自分とは違う人間』と思われている感じを受けることが多かったので、こんな風に私の夢を自分の夢として考えてくれて自分にできることを実際に行動してくれる人は初めてでした。
今見てもじーんとする。
(晴れて付き合うことになってから振り返って読んでて保存したので、下にその時現在に夫からきたLINEも出ちゃってますが温度差のリアルっぷりったらないですねww)
気持ちが変わってから付き合うまでの約2週間とプロポーズ
実は私の誕生日(7/8)に北海道旅行しようとブルに言われており、夫と再会する前にツアーを契約しちゃってました。
でもこんな気分じゃ行くのも申し訳ないから迷っており、さらに夫に「誕生日当日とは言わないから、せめて前日時間をください」と言われ追い打ちをかけられた気分でした。
悩み過ぎて、性についての問題を母親に相談しちゃった位爆
当然、そんな男もう止めろとばっさり。
そしてそもそも夫の方がタイプでしょ?中身も合うなら付き合えば良いじゃないとあっさり。
(前回の絵で二人しか描いてませんが、実は母と元師匠も同席してました)
結局ちょうど1週間前に呼び出して、きちんと話して揉め事にもならずお別れしました。
言葉は慎重に選んだけど自分の行為が暴力に当たると自覚がなかったらしくだいぶショックを受けていてやっぱり傷付けてしまったので、私も一週間はしんみりしてました。
七夕の日は夫の用意してくれていた夢のような1日ですっかり忘れさせてもらいましたが。
付き合ってから現在
というわけで、2年前の七夕から結婚を前提に交際開始、9月から同棲して去年の七夕に入籍、今年の7月6日に結婚式、という感じです。
もちろん2年間色々ありました。
というか同棲して1週間で実家に帰りたいと思うようなこともありました爆
でも順調に続いており、とても幸せに暮らしております。
こうやって振り返ってみると、もし私があの彼と付き合っていなくて夫と再会していたら、きっと私は余裕を持って接することができずに前のめって同じように振られてたんじゃないかなーと思うんですよね。
だって付き合う前に結婚の話をする位重たい女ですもの爆
婚活中の自分がいかにダメだったかが見えてきました。
暇ができたらその辺も書きたいー。
長い長い始まりの物語は、最後に一冊の本をご紹介して終えたいと思います。
王子を押し倒す、シンデレラになろう。―いい男をつかまえる恋のルール55
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2011/12
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
隠れ肉食女子に幸あれ。